還元率の高いマスターカードを、おすすめランキング形式で8つご紹介します。
高いクレジットカード還元率以外にも、年会費や特典、付帯保険などで比較が可能です。
この記事では、還元率の高いマスターカードの特徴を解説します。
この記事を読むと、自分に適したマスターカードが選択できるようになりますので、ぜひご覧ください。
この記事でわかること
- マスターカードを選ぶには年会費や付帯保険、よく利用するお店の還元率を確認する
- Visaカードは海外ホテルをよく利用する人、マスターカードは世界中で様々な体験をしたい人に向いている
- マスターカードによってポイントアップサイトがあったり、対象店舗で割引があったりと特徴が異なる
- マスターカードはクレジットカードの決済機能を提供している国際ブランドの1つ
- マスターカードにステータスが高いプロパーカードはない
還元率の高いマスターカードおすすめランキングベスト8
還元率の高いおすすめのマスターカードをランキング形式で以下8つ、紹介します。
- 楽天カード
- 三井住友カード(NL)
- dカードゴールド
- PayPayカード
- オリコカードTHE POINT
- イオンカードセレクト
- VIASOカード
- ライフカード
それぞれのマスターカードには独自のポイントアップ制度があったり、利用するお店によって割引が利用できたりと、様々な特徴があります。
では、マスターカードの特徴を具体的に紹介します。
1位 楽天カードは1%と還元率が高く、SPUでポイントを最大16倍まで引き上げられる
楽天カードは一般的に0.5%ほどのマスターカードの中でも、1%と還元率の高いクレジットカードです。
還元率1%のため、100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まり、1ポイント1円として利用できます。
さらに楽天カードにはSPUというスーパーポイントアップの制度があり、条件を満たすとポイントを最大16倍の16%まで引き上げられます。
ポイントアップするには、指定の条件を満たす必要があります。
例えば、楽天ひかりマンションプランやファミリープランを契約すると、楽天市場での買い物がポイント1倍分増え、2倍になります。
SPU対象のサービス例は、以下の通りです。
- 楽天モバイルキャリア決済
- 楽天ひかり
- 楽天証券投資信託
- 楽天証券米国株式
- 楽天ウォレット
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
これらの楽天グループのサービスを利用する際に、条件を満たすようにすると、ポイントをアップできます。
SPUを利用すると、1つの条件達成につきポイントが0.5から3倍に増えるため、効率的にポイントを貯められます。
楽天カードの基本情報は、以下の通りです。
楽天カード | |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1%~16% |
発行期間 | 1週間~10日前後 |
付帯保険 | ・カード盗難保険 ・海外旅行傷害保険 |
キャンペーン | 新規入会&利用で8,000ポイント |
楽天カードは年会費永年無料にも関わらず、最大3,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。
さらにカード盗難保険が付帯しており、不正利用された場合には届出から60日前までの間の損害額が保障されます。
2位 dカードゴールドはドコモ携帯料金や「ドコモ光」利用料金支払いの際に還元率10%になる
dカードゴールドはドコモ携帯料金や「ドコモ光」利用料金支払いの際に、還元率が10%になります。
さらに対象の携帯料金プランを契約すると、ドコモでんきGreenの電気料金100円ごとに、10%ポイント還元されます。
そのためドコモユーザーである場合、毎月効率的にポイントを貯めることが可能です。
他にも、国内やハワイの主要空港でラウンジを無料で利用できるサービスなどが付帯しています。
dカードゴールド | |
---|---|
年会費 | 11,000円 |
還元率 | 1%~10% |
発行期間 | 最短5日 |
付帯保険 | ・国内旅行傷害保険 ・dカードケータイ補償 ・お買い物あんしん保険 ・盗難や紛失の保証 |
キャンペーン | 新規入会&利用&Webエントリーで最大4,000ポイントプレゼント |
dカードには、dカードケータイ補償という携帯が故障や紛失した際の補償サービスがついています。
購入から3年間の間、最大で10万円まで補償されます。
紛失や盗難、水濡れなどによる修理不能などに対応しており、万が一の際にも安心です。
3位 PayPayカードはYahoo!ショッピングで還元率最大5%まであげられる
PayPayカードは、Yahoo!ショッピングで買い物をすると最大5%まで還元率をあげられます。
通常のポイント還元率1%に加えて、Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用で3%、ストアポイントで1%還元率がアップします。
さらに、「5のつく日」にPayPayカードを利用すると、最大4%まで還元率をあげることが可能です。
PayPayカード | |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~5% |
発行期間 | 即日発行 |
付帯保険 | 紛失、盗難補償 |
キャンペーン | 新規入会&3回利用で最大7,000円相当のPAyPayポイントプレゼント |
PayPayカードは即日発行可能で、PayPayアプリ上に発行されるバーチャルカードを利用する場合、インターネットショッピングですぐに買い物ができます。
バーチャルカードには、通常のクレジットカードと同じようにカード番号や有効期限、セキュリティコードが記載されています。
カード番号の表示にはSMS認証が必要なため、セキュリティ面も安心です。
4位 オリコカードTHE POINTは還元率が常に1%以上
オリコカードTHE POINTは、還元率が常に1%以上で、100円につき1オリコポイントが貯まります。
年会費は無料で、入会から6か月間は還元率が2倍の2%にアップします。
カード会員専用のポイントアップサイトであるオリコモールを経由してネットショッピングをすると、さらにポイントを貯めることが可能です。
オリコカードTHE POINTは、タッチ決済ができます。
タッチ決済とは、非接触対応のカードやスマートフォンなどを専用のリーダーにかざすだけで支払いができる決済方法です。
かざすだけのため、サインや暗証番号の入力は必要ありません。
タッチ決済で支払いをしても、クレジットカードのポイントは貯まります。
オリコカードTHE POINT | |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~14.0% |
発行期間 | 最短8営業日 |
付帯保険 | ・紛失、盗難保証 |
キャンペーン | 新規入会&キャンペーン参加で最大8,000オリコポイントプレゼント |
オリコカードTHE POINTには、紛失や盗難の保証がついています。
海外渡航先でクレジットカードを盗難や紛失した場合、滞在先で引き続きカードを利用できるように、海外緊急カードを発行できます。
オリコカードTHE POINTは通常還元率1%と高く、最大で14%まで還元率を上げられる点から4位です。
5位三井住友カード(NL)は対象のコンビニや飲食店で最大5%還元されるだけでなく最短5分で即時発行ができる
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニや飲食店で最大5%還元されます。
支払い方法がマスターカードコンタクトレスの場合、還元率が5%になり、それ以外の場合は2.5%の還元率になります。
対象店舗の例は、以下の通りです。
- セイコーマート
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ポプラ
- ローソン
- マクドナルド
- すき家
- ココス
- はま寿司
さらに三井住友カード(NL)は、最短5分で即時発行ができます。
即時発行をするとスマートフォンでカード番号を表示できるため、すぐにインターネットやお店で買い物が可能です。
お店で買い物をする場合は、Apple PayやGoogle Payに登録が必要になります。
最短5分で発行できる受付時間は9時から19時半となっており、即時発行を希望する人はその時間帯に申し込まなければなりません。
三井住友カード(NL) | |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~10% |
発行期間 | 最短即日 |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ※カード入会後、他の保険に切替可能 |
キャンペーン | 新規入会&利用で5,000円相当プレゼント |
三井住友カード(NL)には海外旅行傷害保険が付帯していますが、入会後他の保険に切替えが可能です。
三井住友カード(NL)は通常還元率は0.5%ですが、年会費無料にもかかわらず海外旅行傷害保険がついている点と最短即日で発行できる点から5位となっています。
6位 イオンカードセレクトはイオングループ対象店舗でポイント還元率が1%になる
イオンカードセレクトは通常の還元率が0.5%ですが、イオングループの対象店舗で利用すると還元率が1%になります。
さらに、毎月10日のありが10デーではポイントが5倍になり、還元率は2.5%になります。
ありが10デーにイオングループ対象店舗以外で買い物する場合は、還元率が2倍になり、1%です。
イオンカードセレクトには、イオングループ対象店舗で使える特典が多数あります。
具体的には一例として、以下のような特典があります。
- 毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」は買い物代金が5%オフ
- 55歳以上の会員は毎月15日の買い物代金が5%オフ
- イオンシネマで映画鑑賞割引
イオングループ対象店舗をよく利用する人は割引を利用して、お得に買い物や映画鑑賞が可能です。
イオンカードセレクト | |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%~1.0% |
発行期間 | 即日発行 |
付帯保険 | ・ショッピングセーフティ保険 ・クレジットカード盗難保証 |
キャンペーン | 新規入会&利用で最大11,000ポイントプレゼント |
イオンカードセレクトにはショッピングセーフティ保険がついており、購入から180日間商品が補償されます。
万が一購入した商品が壊れてしまっても購入日から180日以内である場合、年間50万円まで補償されます。
7位 VIASOカードの基本還元率は0.5%
VIASOカードのポイントの基本還元率は0.5%で、カードの利用金額1,000円に対して5ポイント貯まります。
携帯料金やインターネットの支払い、ETCの利用で1%にポイント還元率がアップします。
さらにVIASO独自のポイントアップサイトである「POINT名人.com」を経由して買い物をすると、ポイント還元率が最大12.5%までアップします。
VIASOカードには、貯まったポイントを自動でキャッシュバックする「オートキャッシュバック機能」がついています。
貯まったポイントを手続きなしで、1ポイント1円としてカードの支払いに充当できます。
カードの請求額を超えたポイントは、カードの支払い口座に振り込まれます。
VIASOカード | |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%~12.5% |
発行期間 | 即日発行 |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・ショッピング保険 |
キャンペーン | 新規入会で最大10,000円キャッシュバック |
8位 ライフカードはポイントプログラムが充実している
ライフカードは、ポイントプログラムが充実しています。
入会後1年間はポイント還元率が1.5倍の0.75%になり、誕生日月は3倍の1.5%になります。
さらに、利用額に応じてポイントの還元率がステージ制になっており、最大で2倍の1%まで還元率の引き上げが可能です。
他にも、会員限定のショッピングモールサイト「L-MAll」の利用でポイント還元率が最大25倍になります。
ライフカード | |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%~12.5% |
発行期間 | 最短2営業日 |
付帯保険 | ・カード会員保証制度 |
キャンペーン | 新規入会&ショッピング利用で最大10,000円相当プレゼント |
ライフカードにはカード会員保証制度があり、クレジットカードの不正利用に対して損害が補償されます。
補償の対象は、クレジットカードの紛失や盗難を届け出て受理された日の60日前以降の不正利用です。
ライフカードは通常還元率0.5%ですが、還元率を最大12.5%まであげられることから8位となっています。
還元率の高いマスターカードの選び方3つ
還元率の高いマスターカードの中からカードを選ぶ方法を、3つご紹介します。
- 年会費を確認する
- 付帯保険を確認する
- よく利用するお店の還元率を確認する
マスターカードは、年会費永年無料から数万円まで価格が幅広いです。
付帯保険にはショッピングの保証があったり、旅行傷害補償があったりと、様々な保険があります。
還元率は、通常の還元率に加えてよく利用するお店の還元率が高いか確認しましょう。
ここからは、それぞれの選び方の詳細をみていきます。
年会費無料のカードまたは年会費に見合ったカードか確認する
還元率の高いマスターカードが、年会費無料または年会費に見合ったカードか確認しましょう。
なぜなら、マスターカードの年会費は無料から数万円まで幅広いためです。
年会費無料のカードも特典や優待がありますが、有料カードの方が充実しています。
楽天カード | 三井住友カード (NL) | dカードゴールド | PayPayカード | オリコカード | イオンカードセレクト | VIASOカード | ライフカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 11,000円 | 永年無料 | 無料 | 永年無料 | 無料 | 無料 |
特徴的なサービス (ポイント・割引・発行時間など) | ・SPUでポイント最大16倍になる | ・最短5分で即時発行できる | ・ドコモ携帯料金や「ドコモ光」利用料金支払い時に還元率が10%になる ・国内やハワイの主要空港でラウンジを無料で利用できる ・携帯を故障や紛失した場合の保証がついている | ・Yahoo!ショッピングで買い物すると最大5%まで還元率をあげられる | ・紛失盗難補償がついている | ・イオングループ対象店舗で使える特典が多数ある ・ショッピングセーフティ保険がついている | ・携帯料金やインターネットの支払、ETCの利用で還元率を1%にあげられる ・ポイントオートキャッシュバック機能がついている | ・入会後1年間ポイントが1.5倍 ・誕生月は3倍 |
表のように有料のdカードゴールドは空港ラウンジが無料で使えたり、携帯の保証がついていたりと、他の無料カードと比較してサービスが充実しています。
そのため、クレジットカードの維持費用を抑えたい人は年会費永年無料のカード、サービスの充実度を優先したい人は有料カードが適しています。
有料カードを選ぶ際には付帯サービスを確認し、自分の欲しいサービスがあるかや、年会費分を付帯サービスで回収できるかを考えましょう。
付帯保険の有無や適用条件などを確認する
マスターカードの付帯保険の有無や、適用の条件、範囲などを確認しましょう。
希望している付帯保険が無いケースや、同じ保険でも適用のルールが異なる場合があるためです。
例えば同じ保険でも持っているだけで適用される「自動付帯」なのか、条件を満たした利用で適用される「利用付帯」なのかで、適用の条件が異なります。
今回紹介したカードの保険一覧表は、以下の通りです。
楽天カード | 三井住友カード(NL) | dカードゴールド | PayPayカード | オリコカード | イオンカードセレクト | VIASOカード | ライフカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 | なし | なし | なし | 利用付帯 | なし |
国内旅行傷害保険 | なし | なし | 利用付帯 | なし | なし | なし | なし | なし |
カード盗難保険 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
ショッピング保険 | なし | なし | 利用付帯 | なし | なし | 利用付帯 | 利用付帯 ※海外で購入した商品は支払い方法を問わない | なし |
携帯補償 | なし | なし | 利用付帯 | なし | なし | なし | なし | なし |
カードの盗難保険は全てのカードに共通して、自動付帯しています。
以下は、マスターカードの付帯保険の例です。
- 海外・国内旅行傷害保険
- 海外・国内航空便遅延保険
- ショッピング保険
- 紛失・盗難保険
- 自動車保険
- スマホ保険
海外と国内では、どちらか一方の保険のみ付帯している場合もあります。
自分の希望する付帯保険がカードについているか、適用条件や範囲は適しているかを確認しましょう。
よく利用するお店のポイント還元率を確認する
マスターカードを選ぶ際には、自分がよく利用するお店のポイント還元率を確認しましょう。
高還元率のカードであっても、お店によって還元率が異なる場合があるためです。
例えばイオンカードセレクトには、イオングループ対象店舗で利用すればいつでもWAON POINTが2倍になり、毎月10日はポイント5倍になるなどの特典があります。
そのため還元率はイオングループ対象店舗で利用する場合、いつでも1%、毎月10日は2.5%になります。
しかし、イオンで買い物をしない人がイオンカードセレクトを利用しても、還元率は0.5%です。
今回紹介したカードの還元率一覧表は、以下の通りです。
楽天カード | 三井住友カード (NL) | dカードゴールド | PayPayカード | オリコカード | イオンカードセレクト | VIASOカード | ライフカード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1%~16% | 0.5%~10% | 1%~10% | 1%~5% | 1%~14% | 0.5%~1% | 0.5%~12.5% | 0.5%~12.5% |
幅が大きいカードでは、還元率に10%以上幅があります。
自分がよく利用するお店でのポイント還元率を比較し、どのマスターカードが高還元率になるか確認しましょう。
マスターカードはクレジットカード国際ブランドの1つ
マスターカードは、クレジットカード国際ブランドの1つです。
国際ブランド会社は、クレジットカードの決済機能を提供しています。
国際ブランドつきのクレジットカードは加盟店であれば、全国どこでもカード決済できます。
マスターカードブランドのカードを持っている場合、カード発行会社に関係なく、全国のマスターカードの加盟店で決済が可能です。
国際ブランドには、マスターカード以外にも以下のようなものがあります。
- Visa
- JCB
- American Express
- Diners Club
- 銀聯
マスターカードは、Nilson Reportによると2021年の世界シェア3位となっており、世界的に大きなシェアを占めています。
Jul 2022|Issue1224 Global Network Cards
マスターカードとVisaカードは特典やサービスが異なる
マスターカードとVisaカードは、特典やサービスが異なります。
マスターカードの会員限定サービスは、以下のような特典です。
- お食事1名様分無料プログラム
- 世界中で体験ができるベネフィットプログラム「Priceless Cities」
- 各サービスのスマートフォンサポート「Mastercard Nearby TM」
これらの特典から、世界中で様々な体験をしたい人や、スマホで手軽にサービスのサポートを受けたい人に向いています。
Visaカード会員向けのサービスの例は、以下の通りです。
- IHGホテルズ&リゾーツ特別優待
- エクスペディア特別優待
- Booking.com特別優待
- ホテルズドットコム特別優待
- アゴダ特別優待
- JALABC空港宅配サービス
- 海外WiFiレンタルご優待
Visaカードはホテルの割引優待や海外旅行向けのサービスが多いため、海外ホテルをよく利用する人に向いています。
マスターカードに申し込むときの手順
マスターカードはクレジットカードの国際ブランドの中でもシェア第3位のため、他のカードと比較して世界中様々な場所で利用できます。
マスターカードは、以下の3つの手順で簡単に発行できます。
- 申し込みをする
- 審査を受ける
- カードを受け取る
マスターカードは、カード発行会社のWebサイトや店舗で申し込み可能です。
それでは、申し込み手順を具体的にみていきましょう。
1.Webや店舗などで申し込みをする
マスターカードをつくるには、Webや店舗などで申し込みをします。
申し込みの際には、各クレジットカードの特徴を比較して自分の希望に適したクレジットカードを選びましょう。
カードの申込内容は審査で利用するため、正確な情報を記入しましょう。
カードの申し込み時には、一般的に以下のような個人情報を記載します。
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 職業
- 勤務先
- 年収
- 他社借り入れ
申し込みの際には、以下のようなものが必要です。
- 本人確認書類
- 支払い口座
- 印鑑(口座届出印)
- 未成年者の場合、親権者の同意
本人確認書類には、運転免許証やパスポートなどが利用できます。
Webや店舗での申し込み以外に郵送での申し込みがありますが、クレジットカードが手元に届くまでに時間がかかるため、おすすめできません。
クレジットカードを早く手に入れたい人は、Webか店舗で申し込みをしましょう。
2.クレジット会社による審査を受ける
申し込み完了後は、クレジット会社による審査を受けます。
審査の段階で勤務先や携帯に電話がかかってくる場合があります。
審査に影響するため、かかってきた電話にはなるべくでて、信用を失わないように気をつけましょう。
審査では、クレジットカードの利用料金を支払えるかを総合的に判断します。
審査の具体的な内容はクレジットカード会社から公表されていませんが、信用情報と本人の属性が重視されるといわれています。
信用情報確認では他社のクレジットカードの支払情報やローンなどの借入状況を確認されるため、返済遅延などに気をつけましょう。
3.カードを受け取る
審査を通過したら、クレジットカードを受け取ります。
受け取り時には、カードの利用可能枠と有効期限が通知されるため、確認しておきましょう。
カードの裏面に署名欄がある場合は、自分のサインをします。
裏面に署名欄があるのにサインが無いと、クレジットカードは利用できません。
カードに関する会員規約などはトラブルがあった際に必要になる可能性があるため、保管しておきましょう。
カードレスのクレジットカードの場合、クレジットカードを受け取る必要がなく、すぐにカードを利用できます。
申し込みをしたカードがカードレスかどうか、確認しておきましょう。
マスターカードにはプロパーカードがない
マスターカードには、プロパーカードがありません。
マスターカードの公式ホームページにカード発行の申し込みフォームはなく、申し込みや問い合わせは各カード発行会社に直接連絡するよう記載があります。
プロパーカードは、クレジットカードの国際ブランドや発行会社が独自に発行しているクレジットカードです。
プロパーカードは、一般的に提携カードよりもステータスが高いといわれています。
反対に、カードのサービスは提携カードの方が充実しています。
そのため、ステータスが高いプロパーカードが欲しい人にはマスターカードは適していません。
還元率の高いマスターカードの中でも自分に適したカードを選ぼう
還元率の高いマスターカードの中でも、自分に適したカードを選びましょう。
マスターカードは、発行会社によってポイントの貯めやすさや特典が異なるためです。
自分が普段よく使うお店で還元率がアップしたり、割引が利用できたりするカードもあります。
還元率の高さだけではなく、総合的にみて自分に適したカードに申し込みましょう。